寒さに強い寒冷地向けの果樹6選|耐寒性の高い果樹をご紹介!

寒さに強い果樹とは?

りんご

「寒い地域でも育てられる果樹ってないのかな?」

と考えていませんか?

果樹には寒さに弱いものと強いものがあります。

そのため、間違って弱いものを選んでしまうと、最悪の場合寒さで枯れてしまうことも。

しかし、反対に寒さに強いものを選べば、しっかりと育ち実もつけてくれます。

つまり、選ぶ段階で間違えないようにするのが大事なのです。

そこでこの記事では、

・寒さに強い果樹
・品種選びのポイント

を解説していきます。

寒さに強い果樹を知って、あなたの果樹園ライフをスタートさせましょう!

目次

  1. 寒さに強い果樹とは?
  2. 寒さに強い果樹①:りんご
    1. 品種選びのポイント
  3. 寒さに強い果樹②:ブルーベリー
    1. 品種選びのポイント
  4. 寒さに強い果樹③:すもも
    1. 品種選びのポイント
  5. 寒さに強い果樹④:ジューンベリー
    1. 品種選びのポイント
  6. 寒さに強い果樹⑤:梨
    1. 品種選びのポイント
  7. 寒さに強い果樹⑥:ポポー
    1. 品種選びのポイント
  8. まとめ

寒さに強い果樹①:りんご

りんご

冬の寒さに非常に強く、-25℃でも大丈夫といわれるりんご。
そのため、東北地方の最北に位置する青森県で盛んに栽培されています。

また、収穫後の休眠期間に一定の低温にさらされないと休眠から目覚めないという特徴も。
休眠したままだと発芽しなかったり、開花しなくなったりすることもあります。

これらのことから、りんごは寒冷地での栽培こそが向いている果樹といえるでしょう。

品種選びのポイント

りんごは基本的に1本では実つきが悪いため、受粉樹を植える必要があります。
しかし、りんごは品種間の相性が悪いと受粉しないこともあるため、相性のいい品種を選ぶ必要があるのです。

受粉樹としておすすめなのはつがる
なぜなら、つがるは相性が悪い品種が少ないから。(むつとの相性だけ悪い)

なので、りんごを選ぶ時は、
・好きな品種 + つがる
を選ぶことをおすすめします。

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お庭でできるリンゴの育て方【品種選びのポイントも】
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寒さに強い果樹②:ブルーベリー

ブルーベリー

栽培が簡単なので、初心者の方から人気の高いブルーベリー。
そんなブルーベリーも、寒さに強い果樹の1つとなっています。

ブルーベリーを寒冷地で育てるなら何よりも品種選びが重要です。
寒い地域ではどんな品種を選べば良いのかを解説していきます。

品種選びのポイント

ブルーベリーを寒冷地で育てるときに品種選びが重要な理由は、品種によって耐寒温度が違うからです。

ブルーベリーの品種と耐寒温度は以下の通り。

・ノーザンハイブッシュ:-20℃
・サザンハイブッシュ:-10℃
・ラビットアイ:-10℃

このことから、寒冷地で育てるならノーザンハイブッシュ系の品種を選ぶようにするのがおすすめです。

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寒さに強い果樹③:すもも

すもも

耐寒性が強いだけでなく、暑さ、乾燥にも強く全国で栽培されるすもも。
なお、耐寒気温は-18℃です。

すももは酸っぱいというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、それは市販品が早採りされているから。

家庭で育てれば、完熟した甘くてジューシーなすももを楽しめますよ。

品種選びのポイント

すももにも、りんごと同じように品種間同士の相性の良い・悪いがあるため、受粉樹を植える場合はしっかり調べる必要があります。

しかし、すももの中には1本でも実を付けるものもあります。

スモモの受粉樹がいらない品種は、

・ビューティ
・メスレー
・サンタローザ

など。

1本で実をつけてくれる品種を選ぶと、品種間の相性で迷わなくていいので楽ですし、2本育てなくていいので栽培の手間も省けますよ。

寒さに強い果樹④:ジューンベリー

ジューンベリー

寒さだけでなく病害虫にも強いため、育てやすいジューンベリー。
耐寒温度は-20℃といわれています。

強い西日が当たって乾燥してしまう場所に植えると実付きが悪くなってしまうため、植える場所には十分注意しましょう。

品種選びのポイント

ジューンベリーは、品種によって最終樹高が異なります。
そのため、自宅のどんな場所に植えるのかによって品種を検討する必要があります。

ジューンベリーの最終樹高の一例は下記の通りです。

・ロビンヒル:約8m
・ネルソン:約5m
・バレリーナ:約4m

シンボルツリーとして大きく育てたいなら最終樹高の高いものを、小さなスペースで育てたいなら最終樹高が低めのものを選ぶなど、植える場所に合わせた品種を選ぶことをおすすめします。

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寒さに強い果樹⑤:梨

梨

耐寒温度が-20℃と、寒さに強い果樹の1つに挙げられることの多い梨。

少し栽培に手間はかかってしまいますが、その分収穫した時の喜びはひとしお。

また、可愛らしい白い花を咲かせてくれるため、シンボルツリーとしてもおすすめの果樹です。

品種選びのポイント

梨は1本で結実しないため、2品種以上を一緒に栽培することが必須です。

また、りんごと同じように品種間の相性があり、相性が悪い品種同士だと結実しないこともあるので、品種選びが重要になってきます。

特に「これがいい」という品種が決まっていないのであれば、幸水豊水の組み合わせがおすすめ。

幸水は甘み、豊水は程よい酸味とそれぞれ特徴が違うので、飽きずに美味しく食べることができますよ。

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寒さに強い果樹⑥:ポポー

ポポー

市場にあまり出回らないため、「幻のフルーツ」とも呼ばれているポポー。
そんなポポーは、温帯果樹であるにも関わらず、耐寒温度が-20℃と寒さにも強い果樹なのです。

ポポーは寒さに強いだけでなく、病害虫も少ないため無農薬でも育てられることの多い、育てやすい果樹でもあります。

そのため、初心者の方にかなりおすすめの果樹ですよ。

品種選びのポイント

ポポーは1本の木では受粉しにくく、実つきが悪いです。そのため、品種の異なる樹を木を2本育て、花が咲いたら人工受粉をする必要があります。

ただ、お店によっては品種がわからず「ポポー」とだけ書かれて販売されている場合も。そんな時は店員さんに品種を確認するようにしましょう。

また、ポポーには「実生苗」と書かれて販売されているものもあります。
実生苗とは種から育った苗のことで品種名はありません。動物で言うところの「雑種」に当たります。

実生苗を2本植えて人工受粉させても果実ができます。実生苗であれば、品種を考えなくていいので楽に選ぶことができますよ。

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まとめ

今回は、寒さに強い果樹を品種の選び方と一緒にご紹介してきました。

寒さに強い果樹は以下の6種類。

・りんご
・ブルーベリー
・すもも
・ジューンベリー
・梨
・ポポー

寒さに強い果樹を手に入れて、寒冷地だからこそできる果樹ライフを楽しんでくださいね。

この記事のライター

オータク

農業関係の仕事をしている果樹ライター。よく農家さんのところにお邪魔してお話しています。
たくさんの果樹を育ててみたいが家の庭の広さが足りず現在葛藤中。

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