日差しに強いおすすめの庭木 3選 | 西日や日差しに強い木
日差しに強く、庭木としてもおすすめのおしゃれな木 3選

こんにちは。
グリーンロケットです。
梅雨が明けると、暑い暑い夏の到来です。近年の夏の日差しには容赦がありません。
そんな時に、
「家に差し込む真夏の強い日差しを上手に遮りたい。」
「お庭の木陰でのんびり過ごしたい。」
そう考える方も多いのではないでしょうか。
木には緑陰をもたらすという優れた「機能」があります。
真夏の刺すような日差しをやさしく遮り、涼しさを感じさせてくれる
植木の持つ自然の力を活用して、毎日を快適に過ごすというのも素敵ですよね。
今回は、西日や強い日差しに負けない植木・庭木を紹介いたします。
もちろん、ここで紹介する3つ以外にも、西日や日差しに強い植木はたくさんあります。
その中でもグリーンロケットの読み物らしく庭木として、
お庭に植える木としておしゃれさを兼ね備えたものを厳選してご案内したいと思います。
それでは早速まいりましょう!
この記事は、お忙しい方のために
目次の見出しを追うだけでも内容を理解できるようにしています。
詳しく知りたい方は、このまま読み進めていただくか、気になる小見出しをクリックしてみてください。
目次
シマトネリコ(常緑)
南国原産で暑さにも強い。枝が広がり木陰もできやすい。

シマトネリコは南国原産のため、強い日差しにも負けません。
葉は密に生えて日差しを遮りますが、葉が細かくきれいなため圧迫感がありません。
おしゃれさと機能性を見事に兼ね備えているといえます。
ゆくゆくは成長して広がりを持ちますので、
その分緑陰の恩恵を多く得ることができます。
ヤマボウシ(落葉)
落葉樹の中でダントツ日差しに強い。枝が広がりで木陰ができやすい。

庭木として向いている落葉樹は、ほとんどが葉が薄いさわやかな雰囲気のものが中心。
そのため、西日や強い日差しにそこまで強いとは言えません。
その中でヤマボウシは、真夏の日差しも西日もへっちゃらです。
また成長すると枝も広がってくるので、緑陰も多く形成してくれます。
花も実も紅葉も美しいオールマイティな植木ですので
メインツリーの一つとして西側に一つ植えてみるのも良いのではないでしょうか。
常緑ヤマボウシ(常緑)
南国原産で強い日差しに強い。枝の広がりはほどほど。

シマトネリコ同様、南国原産のため日差しに強いのが特徴です。
枝の広がりがあまりないため、広く木陰をつくるのは少し難しいかもしれませんが
西日を遮るには十分な機能を果たします。
常緑ヤマボウシの美しい花を楽しみつつ、西日を遮る木として
植えてみるのも良いのではないでしょうか。
番外編1
日差しに強い木その他の庭木:アオハダ、サルスベリ、ソヨゴ、カシ類
他にも日差しに強い庭木はまだまだあります。3選から漏れてしまいましたが、日差しに十分強い植木を紹介します。
アオハダ…日差しに強いが、葉があまり密ではなく木陰ができにくい
ソヨゴ…日差しに強いが、成長が遅く日差しを遮るようになるまで時間がかかる
サルスベリ…南国原産で日差しに強いが、枝の広がりが少ないため木陰ができにくい
カシ類…主にシラカシやアラカシ。日差しに強く、枝の広がりがあって木陰を作りやすいが、大きくなりすぎるため管理が必要。
番外編2
強い日差しに弱い庭木:イロハモミジ、アオダモ、エゴノキ、ナツツバキ、ヒメシャラ、ハイノキ
逆に、南や西側の日当たりのよい場所が苦手な植木もご紹介しておきます。
イロハモミジ…西日や強い日差しに当たると、葉が焼けたように赤や茶色に変化したり、細かい枝の先が枯れ戻ったりする。
アオダモ…西日や強い日差しに当たると、8月下旬ころから葉が茶色くなりはじめ紅葉を待たずに落葉してしまう。(落葉してしまうだけで、木自体は日差しに強く枯れることは少ない)
エゴノキ・ナツツバキ・ヒメシャラ…西日や強い日差しが当たり土が乾燥しやすい場所に植え付けると、徐々に上部が枯れ戻ってしまうことがある。
ハイノキ…日当たりのよい場所に植えると葉が黄色くなり落葉する場合がある。細かい枝が枯れ始めて見た目が悪くなる。
まとめ
常緑樹の方が日差しに強い傾向。植木の機能を効果的に活用しよう
常緑樹は、葉が密で厚いものが多く、その分日差しに強いといえます。
また、落葉樹は夏は日差しを遮り、冬は落葉して暖かい光を取り込むという効果もあります。
場所や要望に合わせて上手に植木を機能的に活用するのも、植木を植える魅力の一つではないでしょうか。