雑草に振り廻されない!わが家の雑草対策

雑草という見方を変えて、前向きな除草をしよう!

わが家の雑草対策:都合が良い雑草

散歩中に開花している雑草を見かけると、儚げでたくましく感じ、思わず心で応援したくなります。

しかし、丹精込めて作った花壇に同じ雑草が生えてくると、そのまま放置した時の悲惨な状況や億劫な雑草管理を考えてしまい、モヤモヤしてしまいますよね。

同じ雑草なのに、自分に都合が悪くなると、雑草という邪魔者扱いのレッテルを貼ってしまうのです。

それなら、雑草に対する見方を変えて、自分に都合が良い雑草にしてみませんか。

自宅にお庭がある以上、雑草対策は毎年の作業になります。

生命力の強い雑草を上手に取り入れれば、ストレスのないお庭管理が実現できますよ。

そこで、私が日頃行っている雑草対策をご紹介いたします。


この記事は、お忙しい方のために
目次の見出しを追うだけでも内容を理解できるようにしています。

詳しく知りたい方は、このまま読み進めていただくか
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目次

  1. 雑草という見方を変えて、前向きな除草をしよう!
  2. わが家の雑草対策
    1. 雑草を雑草と思わない
    2. 陰を作りそうな雑草はそのまま育ててみる
    3. 種を付けさせない
    4. 生えて欲しくない雑草は葉っぱを取る
    5. グランドカバーで雑草を見えなくする
    6. 腐葉土やウッドチップ、砂利などを活用する
  3. 雑草を庭の仲間にうまく取り入れて楽しい庭管理をしましょう

わが家の雑草対策

雑草を雑草と思わない

わが家の雑草対策:都合が悪く景観性が悪い雑草

草花を見て「雑草」と認識するのは、自分に都合が悪い時と景観性が悪い時ではないでしょうか。

その後の労力を想像するだけでも、気が遠くなりますよね。

わが家の雑草対策:景観性が良いモッコウバラ

しかし、植えた覚えもないバラの花があたり一面に咲いても、雑草という認識はないですよね。

自分にとって都合がよく、景観性が良いからです。

わが家の雑草対策:雑草の観察

そこで、自分にとって都合が良い雑草にする為に、まずは雑草の葉の大きさや形、どの位の高さになるのか、花や種をつけるのか観察しましょう。

自宅敷地内の雑草であれば、東西南北の様々な環境に適した雑草が同じ場所で毎年生えてくるので、何となく記憶の中にイメージが残っているのではないでしょうか。

わが家の雑草対策:可愛らしい葉の形をしたカタバミ

例えば、細長い葉の植物周辺に丸い葉の雑草が生えれば、葉の形の対比でそれぞれの植物の魅力が引き出せます。

雑草の代表選手であるカタバミも、可愛らしい葉の形をそのまま生かすという選択もあるんです。

また、根っこがしっかりしていて抜きにくい雑草等も、逆に考えれば、しっかりとした根っこが土止めになるということです。

ネガティブ要素をそのまま見るのではなく、違う角度から観察してみる事が大切です。

陰を作りそうな雑草はそのまま育ててみる

わが家の雑草対策:生存競争が激しい雑草

雑草内でも生存競争が激しく行われているのをご存知でしょうか。

わが家の雑草対策:それぞれの雑草の生きていくための戦略

大きな葉を横に広げる雑草は、自分の陣地をどれだけ横に広く確保できるのかが大切になってきます。

一方、高さが出る雑草は地表面では戦わず、他の葉の少しの隙間から上へ伸び光を浴びることが大切になってくるのです。

わが家の雑草対策:大きな葉をもつ雑草の戦い方

大きな葉の雑草は、葉を広げることで陰を作り、他の雑草の光合成を妨げることで他の雑草が生えなくなります。

そして、自分だけが悠々と生き残っていける訳です。

わが家の雑草対策:グランドカバーの役割を果たすオオバコ

わが家は、アジュガとクリーピングタイムでカバー出来ない土のエリアを、オオバコが覆っています。

オオバコは幼少期から慣れ親しんでいるからこそ、根っこから抜きにくい事は知っていたので、気が付いた瞬間に殺気立ってしまいました。

わが家の雑草対策:雑草対策になるオオバコ

当初は抜きやすい雨の日に除草していたのですが、それでもキレイに抜けません。

ストレスを抱えつつ、そんな事を繰り返すうちに、オオバコの葉の下には他の雑草が生えていない事に気が付きました。

どうやら、オオバコの大きな葉が雑草対策をしてくれていたのです。

わが家の雑草対策:雑草の生命力を生かす庭管理

この出来事がキッカケで、雑草=邪魔者というネガティブなイメージが無くなりました。

それまでは除草する事ばかり考えていましたが、雑草の生命力を生かす庭管理もアリだな、と前向きに捉えられるようになったのです。

種を付けさせない

わが家の雑草対策:爆発的な繁殖力を持つ一年草雑草

種を付ける雑草は一年草に多く、子孫繁栄のために花が咲き種を付け、やがて種がこぼれ翌年に向けて準備をします。

可憐で可愛らしい花を付ける一年草が、まさか爆発的な繁殖力を持つなんて想像出来ませんよね。

さらに、可憐な可愛らしい花を見ていると、除草しにくい印象があります。

しかし、可愛らしい花に同情していると、やがて種を付けてしまいます。

わが家の雑草対策:花を摘む除草対策

増やしたくない雑草で花が付いた場合には、花が咲いた時点で花だけでもいいので取りましょう。

花を取ることで種が出来なくなるので、翌年以降は徐々に減っていきます。

逆に、可愛らしい小花がお好みであれば、そのまま放置するのもありでしょう。

わが家の雑草対策:一年草の可愛らしい見た目に惑わされない

一年草雑草の凄まじい生命力は、長い月日を経て、人間の心理を揺るがす「可憐で可愛らしい花作戦」を習得しました。

惑わされないように、心を鬼にして花を摘む事に取り組みましょう。

生えて欲しくない雑草は葉っぱを取る

わが家の雑草対策:根っこから抜かない除草方法

「根っこから抜けなかった!」

雑草との戦いで敗北感を感じるのは、こんな時ですよね。

しかし、根っこから取る必要なんて本当にあるのでしょうか。

答えは、根っこから全て抜く必要はない、という事です。

わが家の雑草対策:根っこではなく葉を取る事が重要な除草方法

根っこからではなく、葉を取る事が除草への近道です。

わが家の雑草対策:光合成をさせない事で雑草を枯らす

雑草も含め、植物は土、水、温度、光の4つの要素が生きていくうえで必要になってきます。

葉から光を取り入れる事で、根っこを太らせながら成長をしているので、葉を取り除く事で光合成が出来なくなります。

すると、根っこに栄養素が送れなくなるので、根っこは次第に弱っていき最終的には枯れてしまいます。

わが家の雑草対策:根っこではなく葉を取る事で庭管理のストレスが軽減

雑草によっては抜きにくい根っこもあり、ストレスの大きい作業でしたが、これからは根っこではなく葉を取る事を心がけましょう。

根っこなんて、もう気にしない。

これで、お庭管理のストレスがかなり軽減されると思います。

グランドカバーで雑草を見えなくする

わが家の雑草対策:グランドカバーで雑草を見えなくする

雑草のメヒシバは存在しているのですが、繁殖力のあるグランドカバーであるヒメイワダレソウを植える事でメヒシバが目立ちません。

雑草とグランドカバーが同化するので、忙しい日常で雑草に目が行く事が無いでしょう。

わが家の雑草対策:グランドカバーが果たす雑草対策の大きな役割

目がいかず気にならないと言うのは、作業したいけど忙しい日々で手が回らないという方にとっては、ストレス自体を感じないので心にも余裕が出来ますよね。

さらに、グランドカバーの勢いで、雑草が激減するか、徐々に弱り無くなっていく場合もあります。

わが家の雑草対策:雑草対策を行いたい広さに合わせたグランドカバーの選定

グランドカバーは、雑草対策を行いたい広さに合わせて成長が早いもの遅いものを選択をしましょう。

広い範囲であれば、成長が早いヒメイワダレソウやリシマキアなどがオススメです。

頻繁に足を踏み入れるようなエリアには踏圧に強いヒメイワダレソウ、踏み入る必要がないエリアであれば踏圧に弱いリシマキアでしょうか。

また、グランドカバーが植えた環境にピッタリと合い爆発的に増えてしまったり、逆に、適さずにグランドカバーの役割を果たさない事もあるので、グランドカバーの成長を見守る必要もあります。

わが家の雑草対策:グレコマによる雑草対策

わが家では、斑入りグレコマをグランドカバーとして活用しています。

葉が大きめなので雑草対策に向いている事と、斑入りという事で、同じグリーンの中でも明るめのライムグリーンがアクセントになり、お庭全体が明るくなるからです。

わが家の雑草対策:日向で雑草対策の役割を果たすグレコマ

日向では爆発的に成長しているので、定期的に伸びて欲しいエリアへの誘因と剪定を行っています。

日陰~陰では枯れる事は無いですが、観察している割には「本当に成長してる?」という位のスローペースです。

わが家の雑草対策:挿し芽で試し植えが出来るグレコマ

また、挿し芽も簡単なので、自宅内の他の花壇などに試し植えも可能です。

その環境への適応力を見てから本格的に植えられるので、コスパが良いように思います。

わが家の雑草対策:グランドカバーによる雑草の軽減

全く雑草が無くなった訳ではないですが、気が向いた時に目に付いた雑草を抜くだけで良くなりました。

また、グランドカバーによる一定の美しさがキープされているので、雑多なお庭のイメージがないので心の余裕が違います。

腐葉土やウッドチップ、砂利などを活用する

わが家の雑草対策:山の中に雑草がない理由

山の中に雑草がないのをご存知でしょうか。

山の中では生い茂る高木に光が遮られて地面に光が当たらない為に、雑草が生きていけないのです。

また、落ち葉が堆積し雨が降り自然な腐葉土が堆積している事で、ますます土に光が当たらない事も大きな要因です。

わが家の雑草対策:お庭に山の中の環境を再現する

そこで、みなさんのお庭も山の中のような環境を作ってみるのはどうでしょう。

落葉樹などを植えてみるのも良いですが、手軽な方法として腐葉土やウッドチップなどで地面を覆うという方法があります。

わが家の雑草対策:ウッドチップや腐葉土の利用

陰を作る面積にもよりますが、小さな面積であれば高価なウッドチップは見た目も良いでしょう。

広い場合には、腐葉土を撒いていくのが良いかもしれません。

腐葉土は土壌改良にもなるので、一石二鳥です。

わが家の雑草対策:腐葉土とベラボンの併用で雑草対策

わが家では、腐葉土と友人オススメのベラボンを併用しています。

ベラボンとは、 ヤシの実のスポンジ繊維を特殊加工したもので、保水性がありつつ水捌けと通気性が良い植え込み材になります。

植物が元気に育つので、土に変わる植え込み材として注目されているようですよ。

撒くだけなので簡易で、素手で扱っても手が汚れない所が気に入っています。

わが家の雑草対策:砂利による雑草対策と注意点

また、場所によっては砂利などを引いて地面に光を当てない事も出来ます。

砂利を引く場合、砂利の大きさによっては隙間から光が入り雑草が出てくる事もあるので、小さめの砂利で深さ5cmは引き詰めるのが良いでしょう。

雑草を庭の仲間にうまく取り入れて楽しい庭管理をしましょう

わが家の雑草対策:雑草を庭の仲間にうまく取り入れて楽しい庭管理をしましょう

雑草のメリットを上手く活用する事で、庭管理のサポーターになってくれる雑草達。

不要であれば、これまでのストレスの大きい対策ではなく、簡単な雑草対策で除草できる事が分かりました。

ストレスのない雑草対策のポイント
・繁殖力の低い可愛らしい雑草は許容する
・雑草は、葉を取るだけでも大丈夫!
・時間がない時は花を摘み取るだけでも効果的
・グランドカバーを利用する
・ウッドチップなどを敷く(ベラボンがオススメです)


庭管理はストレスが大きければ長続きはしません。

雑草に振り廻されるのではなく、みなさんが雑草をコントロールして楽しい庭管理を心がけましょう。

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この記事のライター

rangea

鹿児島県在住のガーデニングライター。~~以下、本人コメント~~
ひまわり、チューリップ、桜などの超メジャー級の植物しか知らなかった私。家作りをきっかけに庭の管理を始め、関わってきた時間の分だけ植物の声がちょっとづつ聞こえるようになり(笑)
植物のお世話をすることで心の充足感を得られている事を実感しています。子育てと似ていて上手くいかなかったり癒されたり・・・植物と向き合うって楽しい!
難しく考えないで、気になった植物に寄り添ってみてくださいね。

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