冬の紅葉を楽しもう!常緑でローメンテナンスなオタフクナンテン

冬のお庭を赤色で彩るオタフクナンテン

オタフクナンテンは中国原産ですが、江戸時代に日本で品種改良された常緑樹で、それから現在までのとても長い期間、日本で愛されてきました。
オタフクナンテンは、お多福南天という縁起の良い名前である事から新築時やお祝い事の際にお庭などに植えられる事も多くあります。

オタフクナンテンの魅力が最大に発揮されるのは、なんといっても冬の紅葉の時期でしょう。
冬以外の時期は主張せずお庭を緑でカバーしていますが、赤く彩るオタフクナンテンは、寂しくなった冬のお庭で存在感抜群です。クリスマスやお正月と言ったイベントがある冬の時期に、紅葉するオタフクナンテンを目にする事で気分も上がる事でしょう。

今回はそんな、常緑でローメンテナンス、冬には紅葉までしてくれるという嬉しいポイントが詰またオタフクナンテンをご紹介します。
普段、何気なく見ていたオタフクナンテンの魅力を再発見して頂けるのではないでしょうか。

目次

  1. 冬のお庭を赤色で彩るオタフクナンテン
  2. オタフクナンテンの基本情報
  3. オタフクナンテンの育て方
    1. 植え付け環境
    2. 用土
    3. 肥料
    4. 植え付け時期
    5. 水やり
    6. 剪定
    7. 植え替え
  4. オタフクナンテンの特徴
    1. 冬の紅葉を楽しもう
    2. 育てやすい
    3. ナンテン(南天)との違い
  5. まとめ

オタフクナンテンの基本情報

オタフクナンテンの基本情報

属性:メギ科 ナンテン属

タイプ:常緑 多年草 低木

植栽可能地域:北海道~沖縄

性質:寒さに強い、ローメンテナンス、成長が遅い

草丈:40~50cm

花・実:付かない

耐暑性:やや弱い

耐寒性:強い

オタフクナンテンの育て方

植え付け環境

オタフクナンテンの育て方

日向~半日陰で育ちますが、日当たりが悪いと紅葉の色付きが鈍くなるので日向に植える方が冬の紅葉を楽しめます。西日や直射日光で葉焼けを起こすので、午前中に日が当たり午後から陰になるような場所が良いでしょう。

用土

オタフクナンテンの育て方:用土

鉢植えも地植えも適度に湿り気がある土を好みます。オタフクナンテンは丈夫な植物ではあるのですが、じめじめし過ぎた湿気が多い土では根腐れして枯れてしまう事があります。
水はけを良くする事が上手に育てるコツです。

肥料

特に気にする事はありませんが、休眠中の寒肥を行うと春の活動が促されます。

植え付け時期

春と秋が適しています。真夏や真冬の植え付けは木を弱らせるので避けるようにしましょう。

水やり

鉢植えのオタフクナンテンは土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
庭植えのオタフクナンテンは基本的には水やりの必要はありませんが、真夏に極端に土が乾いている場合は水やりを行いましょう。敷き藁やマルチングで根元を保護するのも有効です。

剪定

成長が遅いので剪定は必要がないでしょう。
乾燥で弱った枝や葉を除く程度になります。

植え替え

成長が遅いオタフクナンテンなので、環境が合わなかった場合などを除き、植え替えをする事はないでしょう。

オタフクナンテンの特徴

冬の紅葉を楽しもう

オタフクナンテンの紅葉

オタフクナンテンは日向~半日陰で育つのですが、オタフクナンテンの最大の魅力である冬の紅葉を楽しむためには、日向で育てる事が大切です。

オタフクナンテンの紅葉2

オタフクナンテンは別名でゴシキナンテン(五色南天)と呼ばれているように、葉色は始めは緑色なのですが、冬になり寒くなるにつれて赤や黄色、橙色など様々な色に変化します。 その変化していく様が美しく冬のお庭のアクセントにもなるので、お庭に取り入れる方も多いのでしょう。

鉢で育てて葉色の変化をゆっくりと楽しむのも素敵ですが、数株をまとめて地植えしグランドカバーにする事で紅葉したオタフクナンテンの最大の魅力が発揮されるでしょう。赤く紅葉したオタフクナンテンの絨毯は、冬という季節柄、クリスマスやお正月というイベントにもすんなり溶け込んでくれるはずです。

オタフクナンテンと落葉樹

常緑樹の下にオタフクナンテンという、緑と赤の美しさ。冬に葉が落ちてしまい寂しくなる落葉樹の下をオタフクナンテンの紅葉が彩を与えてくれるという有難さ。
いずれにしても、冬のオタフクナンテンの紅葉は私達の目を楽しませ、何気ない生活のシーンに優しい季節の便りを届けてくれる事でしょう。

育てやすい

オタフクナンテンは放っておいても大丈夫な強い植物なので、植える場所さえ間違わなければ、ほとんど手がかからないローメンテナンスな植物です。
成長が遅いので、ふと気づいた時に何かお手入れをしなければいけないと思ってしまいがちですが、明らかに弱っていない限りは大丈夫です。

ナンテン(南天)との違い

オタフクナンテンとナンテンの違い

オタフクナンテンと名前が似ているナンテンは、古くから園芸植物として親しまれ和の雰囲気がたっぷりです。ナンテンも冬に紅葉し、初夏に白い花、秋には赤い実を付けて、背丈も2~4mと高くなります。
葉の形は、ナンテンが細くシャープな雰囲気でオタフクナンテンは丸く柔らかい雰囲気になります。

和のお庭のイメージならナンテンを植えるとしっくり馴染むと思いますが、その同じお庭へ背丈が低く柔らかい雰囲気のオタフクナンテンを取り入れる事で、同じナンテンでありながら上手く調和させる事も出来るでしょう。

まとめ

オタフクナンテンまとめ

冬に赤く紅葉する姿が最大の魅力であるオタフクナンテン。常緑でローメンテナンスなので、初心者の方にはおすすめです。

オタフクナンテンをポイントで植えるのか、グランドカバーとして植えるのか、楽しみは沢山あります。オタフクナンテンを植える事で、冬の殺風景なお庭が鮮やかな赤色に染まってくれる事でしょう。

「福を招いて難を転じる」という意味合いが込められた縁起が良いオタフクナンテンを、心を込めて育ててみませんか。

この記事のライター

rangea

鹿児島県在住のガーデニングライター。~~以下、本人コメント~~
ひまわり、チューリップ、桜などの超メジャー級の植物しか知らなかった私。家作りをきっかけに庭の管理を始め、関わってきた時間の分だけ植物の声がちょっとづつ聞こえるようになり(笑)
植物のお世話をすることで心の充足感を得られている事を実感しています。子育てと似ていて上手くいかなかったり癒されたり・・・植物と向き合うって楽しい!
難しく考えないで、気になった植物に寄り添ってみてくださいね。

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