【ビフォーアフター】誰でも簡単!アナベルの剪定 覚えるのは時期と剪定位置だけ|アナベル剪定しないとどうなる?
覚えることが無いほど簡単なアナベルの剪定

純白の花を咲かせるアジサイ「アナベル」
アジサイの管理といえば、ほぼ剪定のみといえます。
その中でアナベルは、同じアジサイの他の品種と比べてもダントツで管理のしやすい品種です。
というのも、アジサイのほとんどは、花を上手に咲かせるためには茎を選んで剪定する必要がありますが
アナベルの場合は、その年に伸びた茎に花をつけるため、花が終わってからであればどのように剪定しても翌年にはたくさんの花を咲かせてくれます。
今回は、アナベルの「弱剪定」と「強剪定」という2種類の剪定の時期とやり方についてご説明したいと思います。
この記事は、お忙しい方のために、目次の見出しを追うだけでも内容を理解できるようにしています。
詳しく知りたい方は、このまま読み進めていただくか、気になる小見出しをクリックしてみてください。
目次
【弱剪定】樹形を少しだけ小さくしたい場合
弱剪定の時期とやり方
アナベルの弱剪定は、少しだけ株を小さくしたい場合に行います。
弱剪定の方法はとっても簡単で、花が終わった後から7月末くらいまでの間に、「好きなところ」でバツバツ切るだけOKです。
【強剪定】樹形を現状よりコンパクトにしたい場合
強剪定の時期

強剪定は、株(樹形)が大きくなりすぎた時や、大きさを維持したいときに行う剪定です。
時期は、11月末から冬の間に行うと良いでしょう。
強剪定のやり方
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強剪定は、地際から数えて2~3節で切り揃えるようにします。

節は、ツンツンと両脇に出た花芽が目印になります。
女性でも簡単に切り落とせます。
強剪定ビフォア

地上から2~3節残したこの状態でアナベルの強剪定は完成です。
節を残さず、地上部すべてを切り落としてしまうこともできますが、残した花芽から翌年の茎が伸びていきますので、できれば残してあげたほうが生育が良くなると思います。
強剪定アフター

全部の茎を地上から20㎝まで切り詰めたのに、次の梅雨にはこんなに立派になりました。
大ぶりの花がたくさん咲いて、その年に伸びた茎に花がついているのがわかります。

中を覗いてみると、残した両脇の芽からしっかり伸びています。
アナベルを剪定しないとどうなるか?
アナベルは、毎年剪定しなくても問題ありません。
花も毎年きれいに咲かせてくれます。
剪定は、毎年必ず必要なことではありません。
成長して大きさを調整したいときに、必要に応じて行っていただく程度でよいと思います。
まとめ
アナベルの剪定で覚えるのは、以下のことだけです。
・弱剪定…花終わりから7月末までに、好きなところで切り詰める。
・強剪定…11月末~冬の間に、地上部から2~3節のところで切り詰める。
・剪定は毎年必ず行わなくともよい。
いかがでしたか?
ぜひ簡単ですのでチャレンジしてみてください。