【冬のお庭に彩りを】冬に赤い実を付ける庭木4選~中高木編~

冬に赤い実を付ける庭木を植えて、冬もお庭を楽しもう!

冬に赤い実を付ける庭木

 寒い日が続いていますが、お庭を楽しめていますか?冬は花が咲く庭木も少なく、葉を落とす木もあったりして、お庭が殺風景になりがちですよね。
 そんな冬のお庭を彩ってくれるのが、今回ご紹介する冬に赤い実を付ける庭木達です。クリスマスやお正月の飾りにも使えて、冬の楽しみがぐんと増えますよ。
 この記事では比較的育てやすく、きれいな赤い実を楽しめる中高木(最高樹高4m以上)の庭木をご紹介します。

目次

  1. 冬に赤い実を付ける庭木を植えて、冬もお庭を楽しもう!
  2. 冬に赤い実を付ける庭木①「ハナミズキ」(落葉樹)
    1. ハナミズキの実と特徴: 丸くて細長い実が集まって葉から顔を出す!
    2. ハナミズキの赤い実を楽しむ管理方法: 冬の肥料が花付き・実付きのカギ!
  3. 冬に赤い実を付ける庭木②「ツリバナ」(落葉樹)
    1. ツリバナの実と特徴: 特徴的な実が垂れ下がって付く姿が楽しい!
    2. ツリバナの赤い実を楽しむ管理方法:強い日差しと乾燥に注意。
  4. 冬に赤い実を付ける庭木③「ソヨゴ」(常緑樹、暖地向き)
    1. ソヨゴの実と特徴:小さいサクランボのような赤い実がかわいらしい!
    2. ソヨゴの赤い実を楽しむ管理方法:オス木とメス木をセットで植えよう。
  5. 冬に赤い実を付ける庭木④「ナナカマド」(落葉樹、寒冷地向き)
    1. ナナカマドの実と特徴:赤い実と白い雪のコントラストは寒冷地ならでは!
    2. ナナカマドの赤い実を楽しむ管理方法:日当たりと風通しの良い場所に植えよう。
  6. さいごに

冬に赤い実を付ける庭木①「ハナミズキ」(落葉樹)

ハナミズキの実と特徴: 丸くて細長い実が集まって葉から顔を出す!

冬に赤い実を付ける庭木:ハナミズキ

 初夏に白やピンクの花で楽しませてくれるハナミズキ。秋には赤い実を付けて私たちを楽しませてくれます。
 ハナミズキの実は丸くて縦長のつやつやとした赤い実。これがいくつかまとまって上向きに付き、葉の上からぴょこんと顔を出しているような姿がかわいらしいです。
 ハナミズキの赤い実が楽しめるのは、初秋から初冬。鳥に食べられなければ、落葉後も少しの期間赤い実を楽しむことができますよ。

ハナミズキの赤い実を楽しむ管理方法: 冬の肥料が花付き・実付きのカギ!

冬に赤い実を付ける庭木:ハナミズキ

 冬にハナミズキの根元に肥料を撒いておくと翌年の花付き・実付きが良くなります。
 成長は遅く、自然樹形が美しいので剪定はあまり必要ありません。枝が込み合ってきたら、花が終わった直後に不要な枝を切りましょう。樹高を下げるような剪定が必要な時は落葉期に行います。
 風通しの悪い場所や多湿の環境では病虫害が発生しやすくなります。植え付ける場所の土に腐葉土を混ぜて、固まりにくく養分が多い土壌にすると元気に育ちます。西日の当たらない場所に植えましょう。

冬に赤い実を付ける庭木②「ツリバナ」(落葉樹)

ツリバナの実と特徴: 特徴的な実が垂れ下がって付く姿が楽しい!

冬に赤い実を付ける庭木:ツリバナ

 かわいらしく特徴的な実が木のあちこちから垂れ下がるツリバナ。秋の初めにピンク色の丸い実が熟して割れ、写真のような形になります。落葉後もしばらく楽しめますよ。
 初夏には白く清楚な花が咲き、秋には紅葉も楽しめます。花や実が垂れ下がって付くことから、この名前が付きました。
 お庭のアクセントや個性的なシンボルツリーにおすすめです。実には毒があるので、小さなお子さんやペットがいるご家庭では注意してくださいね。

ツリバナの赤い実を楽しむ管理方法:強い日差しと乾燥に注意。

冬に赤い実を付ける庭木:ツリバナ

 ハナミズキと同じく、冬に木の根元に肥料を撒いておくと翌年の花付き・実付きが良くなります。
 日本に自生している種類なので、病虫害に強く、日本の気候に良く合った育てやすい種類です。強い日差しは苦手なので、西日が当たらない半日陰のような場所で、過度の乾燥に注意して育てましょう。
 曲がりながら育つ自然樹形が楽しい庭木です。成長は遅いので、剪定はあまり必要ありません。数年に一度、落葉期に、伸びすぎた枝や込み合った枝を切る程度で十分ですよ。

冬に赤い実を付ける庭木③「ソヨゴ」(常緑樹、暖地向き)

ソヨゴの実と特徴:小さいサクランボのような赤い実がかわいらしい!

冬に赤い実を付ける庭木:ソヨゴ

 シンボルツリーとして大人気のソヨゴは、小さいサクランボのようなかわいらしい実を付けます。常緑の緑の葉と赤い実のクリスマスカラーで、殺風景になりがちな冬のお庭に彩りを添えてくれますよ。
 鳥に食べられなければ、冬の終わりまで長く実を楽しめます。
 名前の由来は、葉が風に吹かれると、そよそよと揺れるから。揺れた葉からは、しゃらしゃらと爽やかな音が聞こえます。春に咲く小さな花もかわいらしく、1年中楽しめる庭木ですよ。

ソヨゴの赤い実を楽しむ管理方法:オス木とメス木をセットで植えよう。

冬に赤い実を付ける庭木:ソヨゴ

 雌雄異株でメス木にしか実が付かないので、確実に実を楽しむためには、オス木とメス木をセットで植えましょう。
 成長がゆっくりで、暑さ寒さや病虫害にも強い、ローメンテで扱いやすい庭木です。
 大きくなりすぎたと感じたらお好みの大きさまで切り戻すように剪定してください。樹形を乱すような枝を見つけた時は、その枝を元から切るときれいな樹形を保てます。実を楽しむためには、冬季に剪定を行いましょう。
 寒さにはやや弱く、南東北以北の暖かい地域で元気に育ちます。

冬に赤い実を付ける庭木④「ナナカマド」(落葉樹、寒冷地向き)

ナナカマドの実と特徴:赤い実と白い雪のコントラストは寒冷地ならでは!

冬に赤い実を付ける庭木:ナナカマド

 寒冷地でおなじみのナナカマドは、紅葉前から赤くて丸い実をたわわに実らせます。この赤い実は落葉後も長い期間枝に残り、赤い実と白い雪のコントラストが楽しめますよ。
 春の柔らかい新芽や初夏に咲く小さな白い花、秋の真っ赤な紅葉、優しい雰囲気の樹形。赤い実以外にも魅力がたっぷりのナナカマドは、一年を通して私たちを楽しませてくれる、寒冷地のシンボルツリーにおすすめの庭木です。

ナナカマドの赤い実を楽しむ管理方法:日当たりと風通しの良い場所に植えよう。

冬に赤い実を付ける庭木:ナナカマド

 よく日の当たる風通しの良い場所に植えると花付き・実付きが良くなり、病虫害も防げます。日本に自生している種類なので、肥料をやらなくても毎年沢山の赤い実を付けてくれますよ。
 成長は早くありませんが大きくなる種類なので、お好みの大きさまで育ったら1~2年に一度、落葉後に枝を切り戻すように剪定しておくと、お好みのサイズをキープできます。
 暖かい地域では花付き・実付きがあまり良くありません。東北以北の寒冷地で育てることをおすすめします。

さいごに

冬に赤い実を付ける庭木

 お庭に植えてみたい庭木は見つかりましたか?
 実付きは地域やその年によって、多かったり少なかったりします。また、強風で落ちたり鳥に食べられたりして、思ったほど長く赤い実を楽しめない年もあるかもしれません。
 それでも、自分の家の庭できれいに色づいた実を眺めたり、その実をクリスマスやお正月に飾ったりするのはとても楽しい時間です。かわいい小鳥が実を食べに来る様子も観察できるかもしれませんよ。
 冬に赤い実がなる庭木を植えて、冬のお庭も楽しみましょう。

この記事のライター

minikiro

樹木医で、千葉県臨海地域での樹木管理経験を持つライターです。
現在は自然豊かな雪国で暮らしています。
個性豊かな植物たちを育てること、眺めることが楽しい!幸せ!癒される…
そんな気持ちが沢山の方に伝わったら嬉しいなと思っています。

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